麹菌発酵大豆胚芽抽出物 AglyMax®の子宮内膜症抑制効果を確認/特許出願済、第69回日本産科婦人科学会学術講演会にて発表
今回、アグリコン型イソフラボンであるアグリマックスのヒト子宮内膜症間質細胞および子宮内膜症モデルマウスにおける影響について検討を行った。アグリマックスはERβ-NF-κB経路を介して子宮内膜症の細胞増殖を抑制し、さらに子宮内膜症モデルマウスの病変形成を抑制することが確認された。
アグリコン型イソフラボンのアグリマックスはメカニズムを含め子宮内膜症の病態に対する治療的効果が確認されたが、同様に配糖体イソフラボンではそのような効果は確認できなかった。アグリコン型イソフラボンであるアグリマックスが子宮内膜症に悩んでいる特に妊娠を希望する女性にとって有用であることが大いに期待される。
この研究結果は、京都府立医科大学産婦人科教室(教授:北脇 城)との共同研究で確認され、第69回日本産科婦人科学会学術講演会(2017年4月13日~16日、広島)において発表される。