イムバランス®が子宮内膜炎改善のための組成物として特許出願
ニチモウバイオティックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:天海 智博。ニチモウ(株)100%子会社)は、健康食品メーカーとして麹菌発酵大豆並びにイソフラボンに特化した研究と開発を行い、日米欧で製造特許を取得した独自の麹菌発酵技術により作られた麹菌発酵大豆培養物『イムバランス ®』を市場に供給しています。(※製造特許は特許存続期間を満了している)。また、長年に渡り国内外の多くの著名な大学などと共同研究を行い、豊富なエビデンスを蓄積しています。
この度、『イムバランス®』において、杉山産婦人科新宿(東京都新宿区、院長:中川 浩次)における研究で子宮内膜炎の改善が確認されたことから、「子宮内膜炎の改善のための組成物およびその製造方法」について 2022 年9月20日に特許庁に特許出願しました。子宮内膜炎は、子宮内膜において持続的な炎症を伴う疾患であり、細菌やウイルスの感染がその主な原因であると考えられています。子宮内膜炎は反復着床不全や習慣流産等を引き起こす場合があり、正常な妊娠の妨げとなります。子宮内膜炎の原因や発生機序は未だ十分に理解されておらず、現状、抗生物質を用いた治療法にとどまっていますが、抗生剤による治療に抵抗性を示す場合、子宮内膜掻把術を必要とするなどその対応に苦慮することがあります。そこで、『イムバランス®』が抗生剤以外の代替療法となる効果的な予防・治療手段が望まれています。
杉山産婦人科新宿の中川 浩次院長から「『イムバランス®』投与によって慢性子宮内膜炎の改善が確認され、その結果、妊娠率も大幅に向上した。『イムバランス®』が抗生剤以外の慢性子宮内膜炎の治療法の選択肢の一つになり得ることが示唆された」と評価していただきました。
今後ともニチモウバイオティックスは、独自の麹菌発酵技術により作られた発酵大豆素材『イムバランス®』を通じて、「豊かで健康な生活づくりを支える」ことに貢献してまいります。